動物愛護

犬猫動物愛護に対して

東京都では、動物の殺処分ゼロを掲げており、平成28年には犬の殺処分ゼロが達成され、平成30年には猫の殺処分も達成されました。しかし、東京都の保健所における犬猫の年間引き取り数は、平成21年度は5,909頭、平成29年度は1,216頭、令和4年度は22,392頭という統計が出ております。

内訳としては、飼い主からの引き取り数:2,576頭、 飼い主不明:19,816頭と高齢化に伴いこれからも増えてくる事が想定されます。東京都では、動物の適正飼養や終生飼養の普及啓発、ボランティア団体等と連携した譲渡活動などに取り組んでおり、地域で育てる地域猫活動なども推奨しています。

我が家にも保護猫を2匹家族に迎え入れ生活しています。2匹とも生後4ヶ月位の時に動物保護センターで出会い、家族になりました。小さな命のため、地域猫活動や保護犬、保護猫活動のサポートに努めてまいります。

地域猫に対する考え

地域猫に対する考え方は、猫を排除するのではなく命あるものとしてとらえ、地域住民と協働して管理していくという考えです。そのような中、地域猫活動の考え方としては以下となります。


・飼い主のいない猫を減らすことを目的とする
・猫の問題を地域の問題として、地域住民、地域猫活動団体、行政が連携して取り組む
・地域の実情に応じた決まりをつくる
・飼い主が猫を適切に飼育していくことが前提となる

地域猫活動の取り組み

・飼い主のいない猫を適切な時期に不妊・去勢手術をする
・エサを与える
・糞の清掃をする
・近隣に対する広報や報告を行う

地域猫活動の意義

・飼い主のいない猫を減らし、環境問題の解決をはかる
・飼い主のいない猫のふん尿などの被害を減らす
・猫をめぐるトラブルを解決する
・地域の皆さんが自らやろうとしていることが住民自治のよい例

無責任な餌やりへの注意

・無責任な餌やりは、動物愛護にはならず、嫌われ者になる猫を増やすだけなのでやめましょう
・騒音や悪臭の発生、毛の飛散、昆虫の発生により周辺の生活環境が損なわれる場合には、都道府県が指導、勧告、命令を行うことができます

お困りごと例

・引っ越しにより飼えなくなった
・子どもや家族が犬猫アレルギーだった
・家計への負担増のため手放すことに
・一時保護をしたがペット禁止の賃貸に住んでいる
etc

犬や猫などの愛護動物を捨てること、遺棄することは犯罪です。
どうにもならないことや飼えない状態に陥ってしまった場合は安易に動物愛護センターに持ち込むことをせず必ずご相談ください。

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